名 称 | 医療と宗教を考える会 |
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趣 旨 | 日本は、世界のどの国もが経験したことのないスピードで超高齢社会に突入しました。高齢化を産業構造の変化や福祉施策の充実といった所謂「老人問題」として捉えるのではなく、「クオリティオブライフ」の意味を問いかけ、「老」「病」「死」に関する精神的なケアを見通した成熟した社会の形成が急がれています。
また、失われた20年と言われる日本では、家族や組織、地域との繋がりがない無縁社会が生まれ、自殺者は年間3万人に上っています。 産業革命後の新しいパラダイムの転換を、1200年の歴史の中で育まれた高い精神性と宗教観を持つ京都から始めようと、京都仏教会と京都クオリア研究会は「宗教都市」の再考に着手することと致しました。 その初年度の事業として、医療資源と宗教資源が豊富なこの京都で、医療を心の面から問い直しながら社会全体の中で医療問題を捉え、元祖スローライフといえる環境にも暮らしにも優しい京都的なライフスタイルと生き方に改めて光をあてることにより、この京都から、現代医療が抱える矛盾の解消に向けて「知足の生き方」を提案、発信します。 |
メンバー | 【座 長】
西村 周三 (国立社会保障・人口問題研究所所長 京都大学前副学長) 北園 文英 (京都仏教会理事 圓通寺住職) 佐分 宗順 (京都仏教会評議員 相国寺教学部長) 塩田 浩平 (京都大学副学長) 篠原 総一 (同志社大学教授) 田中 滋 (龍谷大学教授) 中野 東禅 (曹洞宗総合研究センター講師) 長澤 香静 (京都仏教会事務局長) 西村 理 (同志社大学教授) 宮城 泰年 (京都仏教会常務理事 聖護院門跡門主) 山口 栄一 (同志社大学教授) 【事務局】 長谷川和子 大島祥子(京都クオリア研究会) |
連絡先 |